第43話

波に名前をつけること、僕らの呼吸に...
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2018/05/28 13:22
くだらない愛の結果で僕らは生まれ落ちて 
呼吸さえ強いられているけど
綺麗な言葉並べて、醜さに蓋をして
自分を愛せないままだな
ずっと。

くだらない嘘を言う度青色こぼれ落ちた、ガラスの瞳が綺麗で
君のその瞼のように優しいひとになってさ
そんな僕を愛したいんだよ

「わたしの呼吸に終わりがあること」
君の声を覚えている

生まれては消えていくこと、それだけを繰り返している
「僕らがもしまた会えたら」だなんて、思っていた
生まれては消えていくだけの青白い波に名前をつけることに
意味は無かったのか、なんてさ

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