大将)オラァあああああ!!!
あなた)っ!!!
速い…それに一撃一撃が強い…。
今までにこんな奴と、戦ったことがない。
大将)残りは何人だったんだァ?
男5)はい!あとは…さ、、300人程度です。
大将)ほォ、チビちゃん1人で700人を殺っちまうたァ、なかなかやるな……驚いたぜ。
あなた)はぁ、、はぁ、、ふっ、余裕だよ。
大将)なァ、俺達のグループに入らねーか?
全)たっ、大将!?
大将)こんなに見込みのある女は初めてだ。
あなた)悪いけど、あんたのグループには
はいらねぇ!
私はもう…今日かぎりで不良はやめるの。
大将)そりゃァ残念だな、しかたねェ
お前はここで終わりだ。
大将が合図する。
そして今まで見ていた奴らが一斉にかかってきた。
あなた)っ…らぁああああ!!
ここで、負けるわけにはいかない。
ちゃんと神威に謝りたいから。
ちゃんと総悟に伝えたいことがあるから。
男5)…あの目…俺、どこかで…
大将)俺もそう思ってたとこだ。
あいつは…
あの女は…
俺らのもと大将に似てる…
あなた)くっ…!!
大将)おい、チビちゃん
お前ェまさか…『陽兎葉さん』を知っているか…?
あなた)っ…!?なんで知ってるの…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!