__神威side__
船の往復がもうすぐ終わるという所で
あなたにちゃんと告白を聞いてもらおうと
思っていた。
なんで俺は…惚れた女を1人で行かせたんだろう。
『来たら絶交』
という言葉とあなたの無理に作った殺気が
俺を来ないようにしているとすぐにわかった。
あなたがつれて行かれたのは…
向こう側の港だ。
あの男がいるグループは1000人近くの仲間がいる。
俺も1度喧嘩ごしになったけど、
阿伏兎にとめられて、
そのグループのことを聞いた。
本当は助けたかった。
心配で胸が張り裂けそうで、、
~♪~♪
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着信:沖田 総悟
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総悟「約束の時間なのに…あなたが来ねェ。そこにいやせんかィ?」
神威)あなたは…暴力団につれていかれた…。俺が…ついていたのに。
何もできなかった。
だから…!総悟、あなたを助けに行ってヨ…
俺じゃ…ダメなんだヨ…。
総悟)「は…?あいつが暴力団に…?
なにしてんでィ、おめェ…!!!」
神威)ごめん…っ…あなたっ…!!
総悟)「場所は…?今から行く。
オメェも来いよ。」
神威)向こう岸の港だヨ、小型船盗むしか行く方法はないね。
総悟「しょうがねェ、やるぞ。」
___ブッツ___
電話が切れ、
数分後に
総悟が来た。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。