第14話

真っ白く染まりたい
40
2018/01/14 04:53
街には年々 雪が
降らなくなってゆく

大きな雪だるまが出来るほど積もった頃が恋しい

いつかは世界から雪が消えてしまうのかな?

それは良くないね
地球の危機は避けたい


心には年々 雪が
降り積もってゆく

積もりすぎた締雪が重くて身動き取れずに辛い

このまま降り続けたら自我が消えてしまうのかな?

それでもいいかも
どの道危機から脱せない


なんて蕭々と降り注がれる雪を見上げて思う

これは何の雪だ?
あまり降ることはなく
恋しいだけで詳しくは知らない
まるで淡い恋のようだとせせら笑う

どれくらい経っただろう
時間を知る術はなくて
行き場もなく人気もなく
ひっそりと雪宿りして
目に見える範囲だけの
時の流れに身を任せるだけ

滅多に降らない雪このまま降り続け
私が埋もれるほど積もってしまえ
ワタシヲカクシテ
ケシサッテクレ
コオラサレテモイイ

雪ニ埋モレタラ
私モ純白二ナレルダロウカ…
黒い邪悪な心でも

真っ白く、真っ白く

染めあげられるだろうか?

きっと染まったとしても

灰色止まりだろうな
星空 あみん
久々の投稿になります。
これでもまだ半分ぐらいで、本当はこの後にも続く予定でしたが、上手く言葉が紡げなかったのとやたら長くなりそうだったので、キリのいいところで終らせて、
セリフ?を付けて…その時にタイトルが浮かび、タイトルに合うように更に言葉を足しました(笑)

これは殆ど実話を元にしてたり…実話というほど大した内容ではないですが。

状況も感情も当時を思い出しながら綴りました。
その当時結構病んでて、そんな中で雪に降られて
1人で何時間も屋根のある下で突っ立ってて、どんどん体が冷える中、心も病みが爆発してました(笑)
まさに雨宿りならぬ雪宿り(苦笑)

続き?のような別物もそのうち投稿できたらなーと思います
予告ではないです。予定は未定(苦笑)

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