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第6話

主人公side⑥
みさき
みさき
ーーにしても君なんなの?  どこから来たわけ?
あなた

え?

みさき
みさき
よくもまぁ、平気でそんなところに座ってられるよね。ここ有名な松前家の本家のそばだよ?  みんな怖がって近づかないのに
聞いたことのない名前だ。
あなた

まつまえけのほんけ?

みさき
みさき
うん
あなた

はい?

みさき
みさき
僕の言ってることわかる?
あなた

ほんけ、ですか?

みさき
みさき
うん
あなた

……は、い

みさき
みさき
うん。ぜんぜん会話にならないね
彼はニコリと微笑んだ。

そのはずなのになぜか怒っている、と感じた。

目が笑っていないからかもしれない。
みさき
みさき
もう、いいや。面倒だから斬ってしまおう

青年は腰にさしていた刀の柄を握りしめると、躊躇なく引き抜いた。

驚くほど美しい弧を描いた刀が現れる。

きれいな刀だ、と純粋に思った。

音もなく振り上げられる。

青年の顔を見ると無表情だった。

それなのに、笑っていると思った。

彼の表情はよくわからない。

いろんな風にとれるから。

それでも、まぁいいか。もう終わるんだから。

それなのにーー

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無自由
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無自由
初めまして。普段は魔法のアイランド様のサイトにて、無自由という名で活動しております。ほぼ18歳推奨の作品ばかりです。 https://s.maho.jp/book/14aab6h33f8c13da/ 福岡県北九州市在住。♀。33歳になっていた。病院勤め一年で退職。その後、スターバックスでフルパートとしてハッピーライフ。一年後貯金がなくなり慌てる。再び看護師へ。25歳で結婚。子ども息子が2人。現在仕事正社員として継続。眠い。
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