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第11話

主人公side①①
みさき
みさき
ねぇ、なにか言ったらどうなの?
あなた

なに、か

みさき
みさき
殺そうか?
あなた

あ、はは

冗談は時を越えても通じるらしい。

なら言ってみよう。

だめもとでお願いしよう。

そう思った。
あなた

あ、……のぅ

みさき
みさき
やっと、観念する気になった?
みさきさんが見える。

とてもきれいな顔だな……そうか、ここは夢?

ーーなんて暗い夢。

まぁ、いいや。

もう終われる。

みさきさん、お願いします。
あなた

わ、たし、……を…殺してくれ、ま……すか?

みさき
みさき
は……?

大きなひとみが見開かれる。

きれいな目だな。

そこで意識が途絶えた。


ーー

ーーー


目が覚めた。

傷口に手を持っていった。

けれど、感覚はなかった。

腕を触っているけれど、それが自分のものとは思えなかった。

まるで、麻酔が効いたときみたいに感覚はない。

それに、昨日までの景色と違う。

湿気を帯びた檻の中は、とてもくらかった。

けれどここは明るくて、ちゃんと屋根がある。久しぶりの部屋のなかだ。
みさき
みさき
あ、気がついたね

となりを見た。

みさきさんがあぐらをかいて座っていた。

あなた

ーーっ

みさきさん、と言おうとした。

けれど、声が出なかった。

困っていると彼は笑った。

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無自由
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無自由
初めまして。普段は魔法のアイランド様のサイトにて、無自由という名で活動しております。ほぼ18歳推奨の作品ばかりです。 https://s.maho.jp/book/14aab6h33f8c13da/ 福岡県北九州市在住。♀。33歳になっていた。病院勤め一年で退職。その後、スターバックスでフルパートとしてハッピーライフ。一年後貯金がなくなり慌てる。再び看護師へ。25歳で結婚。子ども息子が2人。現在仕事正社員として継続。眠い。
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