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第27話

主人公side①⑥
あなた

みさきさん……あの

みさき
みさき
うるさい
あなた

す、すみません

訊きたいことはたくさんあった。

けれど、訊けそうにない。


夜の街中は暗く、静かだった。

それでも、ちっとも不安じゃないのは、となりにいるみさきさんのお陰だ。


彼は、妙に不機嫌そうだ。


ーーなんで……助けにきてくれたんだろう。

私なんて……なんの役にも立たないのに。

それに、どうして私の居場所が?

みさきさん……なんか怒ってる? どうしよう。話しかけずらい。でも、気になるな。


みさき
みさき
君さぁ
あなた

は、はい

ビクリと肩を震わせた。
みさき
みさき
うるさいってなんど言わせるつもり?
あなた

は?

ポカンとしていると、彼は無言で口元に人差し指をあてた。
みさき
みさき
……こころの声がうるさい
あなた

え、ぁ、そうだった。また考えごとしてたんだ。ってどうしてこころの声が聞こえるんですか?

みさき
みさき
顔を見ればわかる
あなた

そんなものですか?

みさき
みさき
そんなものだよ

そうなのかな?


よくわからないと言った顔をしていると、またため息が聞こえてきた。

今日、何度目だろう。

みさき
みさき
これ……返すよ
あなた

え?


そう言って渡されたのは髪留め。

昨日、没収されたものだ。




※みさきside①①の内容修正してます。
(随分と内容が抜けてました汗 すみません)

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無自由
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無自由
初めまして。普段は魔法のアイランド様のサイトにて、無自由という名で活動しております。ほぼ18歳推奨の作品ばかりです。 https://s.maho.jp/book/14aab6h33f8c13da/ 福岡県北九州市在住。♀。33歳になっていた。病院勤め一年で退職。その後、スターバックスでフルパートとしてハッピーライフ。一年後貯金がなくなり慌てる。再び看護師へ。25歳で結婚。子ども息子が2人。現在仕事正社員として継続。眠い。
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