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第1話

山田涼介。
789
2017/12/31 13:37
涼介とは一緒に住み始めて、1ヶ月です!凄く優しい涼介との毎日が、幸せ!出会ったのは寒い日でした。
あなた

寒いなぁ。やばい。貧血っぽいかも。

山田涼介
あの。大丈夫ですか?顔色悪いですよ。
あなた

は...

はい。そう言おうとした時。私は冷たい地面に倒れてしまった。
山田涼介
あの!すみません!救急車呼べませんか⁉︎
ジミン
私が呼びます!
〜🚑ピーポー
あなた

はっ...。ここは?どこ?

山田涼介
あっ起きました⁉︎先生!起きましたよ!
スタッフさん
あ!大丈夫でしたか?
あなた

私はどれくらい...。

スタッフさん
それより、お名前と年齢を教えてください。一応保険証などを見ましたけど。
あなた

あっあなたです。歳は19歳の専門学生です。

スタッフさん
あと、この方はご家族か、彼氏さんですか?
山田涼介
いえ、僕は助けただけの人間です。
あなた

ずっといてくださったんですか?

山田涼介
なんか帰るのもね。最後まで看病しようと思って。
スタッフさん
そうですか。また来ますので、お大事に。
私はまた眠りに落ちた。
目を覚ますと、窓の向こうは暗かった。
あなた

んんっ...。

山田涼介
起きましたか?あなたさん
あなた

まだいたんですか?えっとお名前は?

山田涼介
涼介です。
あなた

涼介さん。優しすぎますよ。そんなんだといろんな人に好かれますね。

山田涼介
もともとですから。僕はいろんな人が泣いてるのを見たくないんです。
少し空いていた窓の風があなたに当たった。その時、風はあなたの髪をどかすように吹いた。もしかして、
あなた

あの、もしかして、アイドルの山田涼介さんですか?

山田涼介
バレちゃいましたか。まぁいいです。僕はあなたをずっと守るって決めたんです。
あなた

...。ずっと⁉︎

山田涼介
ダメですか?僕はあなたの笑顔が好きになりました。
あなた

いやっていうか。夢じゃないかな?って。

あなた

でも...夢じゃないなら、いいですよ。

山田涼介
好きです。あなた。
あなた

私も。涼介。

コンコン。
スタッフさん
あなたさん。退院したら一人じゃない方がいいと思うんですが。
あなた

あー。それは、

山田涼介
もう決まってますよ!
あなた

えっ?

スタッフさん
そうですか。それではまた。
ガラガラ
あなた

決まってるってどこなの?

山田涼介
僕の家だよ。
あなた

えー⁉︎なんか驚くことばっかなんだけど。

山田涼介
やだ?
あなた

いいよ。涼介となら。

いつの間にか敬語は使わなくなった。それは君が好きだからだろうか。
優しくて、わがままだけど私は涼介に惹かれて行く。

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