ポロ‥。ポロ‥。
先生は、力強く私を布団に押し付た。
「先生!」
と、叫んだ。
「悪い。」
先生はそれだけ言って出ていった。
ポロ‥ポロ‥。
翌朝は早く起きて、先生に会わないように家を出た。
「はあー‥‥。」
「はよ♪」
「おはよ‥。」
「今日早いな。」
お腹がなった。
「腹減ってんのか?来いよ」
手を引かれた。
「ちょっと‥‥。どこ行くの?」
「はあ‥はあ‥」
喫茶店に着いた。
「え‥‥?ここ?」
店に入った。
「いらっしゃいませ」
店の中は、おしゃれなカフェだった。
「モーニング2つ」
「はい」
店員さんは水を置いて、行った。
「おごるから。今度おごれよ?」
「今度はみんなで‥‥ね」
「俺たち付き合ってるだろ?」
「仮‥なのに?」
「ああ。三ヶ月は」
ニッコ。と、夏樹くんが笑った。
ドキン。
(ず‥‥ずるい。イケメンには勝てない(泣))
「それ‥キスマーク?」
ご飯を食べ終わったあと、夏樹くんに言われて鏡を見ると‥‥。
「え?」
首筋に赤い跡があった。
「何これ‥」
「誰につけられたの?」
「これは‥」
どうしよう。言えない‥‥。
「まさか先生に付けられた?」
「え?いや‥‥そんなわけ‥」
「そうなんだな」
「違うって!」
つい大きな声を出してまった。
「ふうーん。」
会話を終えて店を出た。携帯を見ると8時だった。
「よっし♪おごってくれてありがとう。」
「ああ」
「じゃあね!噂になると困るから先行くね」
「ダメだ。痴漢にあうかも」
さりげなく手を握られた。
ドキン‥‥。
満員電車に乗った。
ドアが開かないドアに押し付けられて手を繋がれた。
「ありがとう。いつも守ってくれて」
「彼氏だからな」
電車に乗っている女子高校生も、夏樹くんを見ていた。
「あの人カッコいい〜♡」
「ね〜♡」
(女子の目が〜(泣))
キキキーーーー、
電車が揺れた。知らない駅に降ろさてた。
「ウソ‥‥。」
えーーーーー!
「ハハハ。びっくりしすぎ」
「だって‥‥ここどこ?」
「落ち着けよ。俺がいるから」
〜その頃〜
その頃学校では、成瀬先生が出席を取っていた。
「佐藤ー‥‥」
シーン‥。
「先生ー。夏木くんと佐藤さんはいませーん」
アハハ。
「静かに!出席を取るぞー!」
続けて出席を取リ始めた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。