第7話

告白の返事
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2018/01/09 11:22
「とう‥‥佐藤!」

「はい!」

先生に告白した3日後。明日は、修学旅行。

「これ頼むな。」

先生とは、ふつうに話してまるで告白がなかったように‥?

「なんですか?これ」

三日間で変わったこと。

部活に入った。サッカー部。マネージャーだけど。

「倉庫に入れといて」

「はい」

部長にネットを渡された。

「手伝うよ」

夏樹くんが半分持ってくれた。

「あ、ありがとう。」

「ああ。終わったら飯行かね?」

倉庫にネットを入れながら、ご飯に誘われた。

「ご、ごめん。今日ご飯作らなきゃ」

ドンッ!

「な‥‥」

壁に押し付けられた。

「このままだと他の男に取られそうだから‥」

チュッ。と首筋にキスされた。

「ヒャッ」

やらしい声が響いた。

「俺のもんだっていう印」

カッブ。

「痛っ」

離れた。

「何すんのよ〜(泣)」

今日は、明日の修学旅行の開会式の準備。

私と夏樹くんが残っていた。

「わ‥なにこれ」

首筋に噛んだあととキスマークがついてた。

「せっかく消えたのに〜(泣)何すんのよ💢」

「いいじゃん。付けても。俺彼氏だし」

「オオカミめ‥」

夏樹くんは肉食だから‥‥。
〜2日前〜

「ちょっと‥何すんのよ!やめ‥て」

入部した日に、倉庫に連れ込まれた。

「まだ消えてないんだ。キスマーク」

倉庫の中にあるマットに押し付けられて、身動きが取れなかった。

「離して‥」

「じっとしてろ」

服のボタンを取れて、みんなに見えないところにキスマークを付けられた。

「消えないんだ。胸のキスマーク」

肉食男子め〜(泣)

「早く終わらせよう」

レレナに全て話して、仲直りした。

「なあ‥‥」

「うん?なに?」

「成瀬先生のことどう思ってる?」

「え?」

「俺のこと好き?」

「え‥‥ちょっと‥」

電気が消えた。

「俺のこと好きか?」

「え‥‥。」

グイッ。と手を引かれて床に押し付けられた。

「ちょっと‥」

「俺はお前が好きだ。ずっと‥」

(え‥‥?ずっと?)

チュッ。

「んー!んー!」

ドンッ!ドンッ!と、何度も振り切ろうとした。

(振り切れない‥。)

「はあ‥はあ‥」

「夏樹く‥夏樹くん‥やめて‥」

服の中に手が入ってきた。

「じっとしてろ!」

やだ‥やだ‥誰か‥先生!先生!

ポロ‥ポロ‥。

服のボタンを全部外された

「おい。何やってる」

電気がついて先生が立っていた。

「成瀬先生‥‥」

私は振り切って先生の後ろに立った。

「何やってる。また問題起こしたのか?」

グス‥‥。グス‥。

「もしかして‥キスマークって先生の?」

「何言ってるんだ」

「ふざっけんな!」

夏樹くんは先生の胸ぐらをつかんだ。

「佐藤は俺の彼女だ。佐藤を傷つけたら許すさいからな」

そう言って夏樹くんは出てった。


〜十分後〜

「先生‥‥」

「はあー‥‥」

「怒ってる?」

「当たり前だ」

十分後。先生の車の中。

「なんでそんなにすきがあるんだ?」

「すきって‥」

ドンッ!

と、ドアに押し付けた。

「ほら。すきありすぎ」

ドキン‥‥♡

「せ、先生には言われたくないよ!告白の返事ちょうだい!」

言ってしまった。

「わかった。明日まで待って」

ウソ‥。
次の日。

待ちに待った修学旅行!

「はーい!点呼します〜!」

夏樹くんとは気まずいし、先生とも気まずい。

「はあー‥」

「どうしたの?りん」

赤羽ちゃんだ。

「相談があるんだけど‥キスマークってどうやって消す?」

「え?」

赤羽ちゃんにキスマークの消し方を教わった。

〜旅館〜

旅館に着いて男女に分かれて部屋に入った。

「りんちゃんって結構胸あるよねー」

「え?」

「キスマーク消すときに見ちゃった♡」

「赤羽ちゃんだって‥」

「遊って呼んで♪」

館内着の浴衣を着て、食事会に♪

でもその前に‥

「今日、男子呼んでトランプしない?」

「え?呼ぶの?」

「うん♪」

夜に男子を呼ぶそう。

「りんちゃん」

二人になったときに遊ちゃんに呼ばれた。

「私,夏樹くんが好きなの。今日告白するから協力して」

「え?うん♪」



〜その夜〜

「お邪魔しまーす」

と、男子が来た。イケメングループだ。

学校一のモテ男ばっかり。

「いらっしゃーい♡」

「ここエアコン壊れてるから、各自布団入って」

と、遊ちゃんが言うと‥。他の女子が‥。

「くじね♪」

と、紙を出した。

くじの結果。夏樹くんは遊ちゃんと一緒になった。

「おい。夏樹。カノジョのところじゃなくていいのか?」

レレナがトイレに行ってる間に、男子の会話が聞こえた。

「‥‥」

「じゃあ俺はもらうな。結構タイプなんだ」

「ふざけんな。俺と変われ」

でも、男子がトイレから帰ってきたあとは夏樹くんと一緒になった。

「罰ゲームしない?」

トランプの途中。男子がそういった。

「負けた人の布団は、別の部屋に行って一晩過ごす」

「どう?」

「それは‥」

ガラガラーーーー。

と、遠くで先生の足音がした。

「やべえ!逃げろ!」

みんな一斉に散らばった。私は‥‥。

夏樹くんに手を引かれて布団の中にいた。

「声だすと先生来るからな」

「んー!んー!」

「俺のこと好きって言えよ‥付き合ってるんだから」

(どうしよう‥‥振り切れない‥力強い‥)

「はあ‥」

あっという間にボタンを外された。

「はあ‥‥」

スカートの中に手を入れられた。

ポロ‥ポロ‥。

「こらなにやってるんだ!」

遠くで教頭先生の声がした。

「んーんー!!」

口を抑えられた。

思いっきり声を出そうとすると‥。

「おい。出てきなさい。永野」

電気がついて教頭先生いた。

永野くんは、出ていかなかった。

私は怖すぎて、声が出なかった。

「よっし」

布団をはぐ音がして、布団を剥がれた。

「何をやってる!」

私は、成瀬先生の部屋に連れて行かれた。

「はい。ジュース」

「ありがとうございます」

「大丈夫か?」

「うん‥‥」

「しばらく自宅謹慎」

「うん‥‥」

「告白の返事だけど‥‥」

「うん‥」

「俺達は先生と生徒で、付き合う事は無理だ。キスをしたのは‥‥悪かった。それに俺は彼女がいる」

ズキ‥‥。

走って部屋を出た。

グス・・グス・・・。

はっきり言われて、涙が止まらなかった。

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