江戸の町を歩いていると、天人がおばあちゃんを突き飛ばした
そしたらお尻触られてシようよとか言われたから気持ち悪くて乱闘になった
すると、私達の間に黒い隊服を着た男の人が割って入ってきて、乱闘を止めた
何か話しかけようとしてきたから待っていたら、後ろから歩いてきた人が「総悟」と呼んでいた
その人の事を「土方さん」と呼んだこともあって、その二人が昔武州にいた頃の「総悟」と「トシ兄」だということに気が付いた
そう言うと、総悟が抱き付いてきた
いつの間にか私より大きくなっていて、少し戸惑った
総悟は私から離れると、屯所に行こうと言い出し、私達は屯所へ向かった
近藤さんや土方さんと会い、久しぶりに話した
トシ兄にそう聞かれ、私は隠すことなく
と答えた
すると、近藤さんもトシ兄も総悟も、なんで?という顔で見てきた
だって真選組女ダメじゃん
ミツバ姉だっていいとこだって言ってたし
そう説明すると、皆は納得してくれた(してないだろうけど...)
万事屋に行こうとしたら、総悟に手を掴まれた
なんで??
私そんな子供じゃないんだけどなぁ
なんでそこまでして...
近藤さんとトシ兄の助言もあって、私は一人で万事屋に行けることになった
屯所を出るときに、ものすごい視線を感じたけど、まぁ気にしないでおこう
万事屋に着いてインターホンを押すと、眼鏡が出てきた
どうやら心の声が聞こえるらしい
テヘペロ☆
とまぁ、冗談はここまでにしといて...
話していたら、奥から女の子と男の人の声が聞こえた
あ、名前言ってない...w
三人は、ビックリした顔をして
と、中へ案内してくれた
奥の二人は、
やったぁ!
なんか銀さんの顔が赤いけど、まぁ気にしない気にしない!
すると、
眼鏡君が申し訳なさそうな顔をして、
と教えてくれた
そうなのか...給料ゼロか...
まぁでもお金は近藤さん達が何とかしてくれるよね!
と、私は無事万事屋銀ちゃんで働けることになった
すると、ガラガラッとドアの開く音と共に、
という声が聞こえた
え、総悟!?
なんか嫌な雰囲気...?
そう思った私は、総悟と帰ることにした
そして私は、総悟と一緒に万事屋を出て屯所に帰った
銀さんと総悟は、万事屋を出るギリギリまで睨み合っていた
はぁ...何でこんなに仲が悪いんだろう...
私、明日から大丈夫かな...?
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。