第13話

人生そんな甘くない
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2018/01/03 04:23
少し遅れてから食堂に行くと、メニューはほぼ残っていなかった
あなた

総悟遅いよー
もうほぼないよ?

沖田総悟
誰のせいだと思ってんでィ
あなた

私です
ごめんなさい

沖田総悟
分かったのならそれよこせ
そう言って俺は、あなたが食べていたプリンを無理矢理食べた
プリンが欲しかったと言うより、ただあなたをいじりたかった
何しろあなたは食べかけで、そのスプーンのまま俺はプリンを食べたのだ
普通のやつなら赤面確定
俺は恥ずかしがるあなたをからかってやろうとした
あなた

もー...大事に食べてたのにー

しかしあなたは動じることなく、さらには
あなた

総悟のもよこせー!

と、俺のヨーグルトまで食べてきた
しまった...
俺は逆に、あなたの行動に赤面してしまった
あなた

あれ、なんか総悟顔赤くない?

そう言って俺の顔を見つめてきた
恥ずかしくなって顔を逸らそうとしたら、ガシッと両手で顔を押さえられてしまった
沖田総悟
あなた...?
ものすごい真剣な顔で見つめてくるあなた
俺は何となく目が逸らせなかった
すると、
あなた

ぶはっっ!!

急に笑い出したかと思うと、思いっきり肩を叩かれた
あなた

どうしたのそのクマ!!
やばいよ!イケメンが台無しw

沖田総悟
うるせぇ
俺はさっさと片付けて見回り(サボり)に行った

そういやぁ今日万事屋で初仕事だったっけ...
まぁ仕事はないよな、うん
.........大丈夫だよな

そのあとの俺の行動は、言わなくても分かるだろう

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