第22話

遊園地デート
2,162
2018/01/08 06:46
沖田総悟
ふぁぁぁ
俺は朝早くに起きた
時計の針は6時をさしていた
ちょっと早く起きすぎたな...
俺はゆっくり準備をして、7時に食堂へ行った
隊士1
沖田隊長~
今日あなたちゃんとデートなんですよね~?
隊士2
いや~
いいですね~
沖田総悟
何で知ってんでィ...
隊士3
副長が言ってたんです
あのやろう...
俺はバズーカを取り出してニヤニヤしている隊士達に向けて撃った
食堂で朝ご飯を食べ、部屋に戻った
それから2時間半、俺は珍しく、溜まっていた書類仕事をやった
後で土方に奢らせてやろう...
あっという間に10時になった
俺はあなたの部屋に行き、ノックをした
沖田総悟
準備できてるか?
あなた

うん!今出る!

ガラガラッという音と共に目に入ってきたものに、俺は言葉を失った
沖田総悟
っ...////
あなたは思っていた以上にかわいかった
花と蝶のピンクの丈の短い着物
黙って見ていると、
あなた

変...かな?

と、心配そうに覗き込んできた
そんな姿もかわいい
沖田総悟
いや...かわいい...////
あなた

あり、がとう...////

沖田総悟
.....////
あなた

.....////

沖田総悟
....行くか
あなた

....だね

俺達は遊園地へ向かった
向かう途中、
男1
あの子、かわいくねぇか?
男2
あぁ
と、ヒソヒソ聞こえてきた
俺はあなたは俺のだと言うように、あなたの手をとって繋いだ
あなた

え?総悟?///

俺は無視して歩いた
すると、あなたも諦めたのか、何も言わなくなった
逆に、手を繋ぎ返してきた
...期待するじゃねぇか////








あなた

とうちゃ~く!

一人で考えてたら遊園地に着いた
俺達は中に入ってまず、ジェットコースターに乗ることにした
大丈夫...だよな...
セーフティーバーしてれば...
あなた

楽しみだね!

沖田総悟
あ、あぁ...
俺達の順番になって、ジェットコースターに乗った
ガタンゴトン...
徐々に景色が小さくなっていく
ガタンゴトン...
あなた

あー楽しみ!
私ジェットコースター乗るの初めてなんだよねー

沖田総悟
初めてなのか!?
あなた

うん

初めてでこれ選ぶって...
あなた

総悟がいるから大丈夫かなって

え.....
沖田総悟
それってどういう...////
あなた

き...

沖田総悟
き?
あなた

きゃあぁぁぁぁぁ!!

....へ?
沖田総悟
うわぁぁぁぁぁ!!
あなたの意味深な言葉に気をとられて、ジェットコースターが頂上に達していたのに気付かなかった
ジェットコースターは勢いよく落ちた
さらに回ったりひねったりと、重力を感じられない動きもした
沖田総悟
うわぁぁぁぁ!
あなた

きゃははははは!!

さっきまで叫んでいたあなたは、いつの間にか笑っていた
なんで笑ってられるんだ!?
それに比べて俺は叫んでばかり
情けない...

きっと1分弱なんだろう
しかし俺には長く感じた
やっと終わって降りた頃には、俺は叫び疲れていた
沖田総悟
はぁ....
あなた

だ、大丈夫...?

青い顔をした俺を心配して、あなたは聞いてきた
あぁ、情けない...
沖田総悟
大丈夫
次、俺が乗りたいのでいいか?
あなた

うん、大丈夫だけど...
休憩しなくていい?

沖田総悟
あぁ
じゃあ行きまさァ
俺はあなたの手を繋いだ
あなたは何も言わなかった

俺が向かったのはお化け屋敷
あなたはお化け屋敷が大のつくほど苦手
ここでかっこいいところを見せてあなたを惚れさせてやる、という作戦だ
沖田総悟
着いたぜィ
あなた

え...ここって...

沖田総悟
お化け屋敷でさァ
案の定、あなたの顔はひきつった
あなた

や、やだよ!
総悟乗り物って言ったじゃん!

沖田総悟
すみません二人お願いします
あなた

え、無視!?

あなたの意見を無視し、入り口へ引っ張った
あなた

い、いやあぁぁぁぁぁぁぁ!

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