「え、ちょっと何?!」
「おい、何のサイレンだよコレ!!」
🐤「え、なになになに…」
バンッ
🐯「火事だ!!皆避難しろ!」
「え、嘘でしょ…」
「おい、早く行くぞ!」
ウーウーウー!!!
火事です!火事です!
火元は調理室です。
校舎内にいる人は、すぐに避難しなさい!
🐤「マジか…」
🐯「何やってるジミン!早く逃げろ!!」
🐤「は、はい!!」
ダッ
「調理室って事は…こっち?」
「違うこっちだ!!」
「え、こっちでしょ?!」
🐯「皆こっちだ!!早く、っ!!」
ダッ
キャーキャー!!!
ワーワー!!!
…グラウンド
🐤「っはぁ、はぁ…」
🐯「よし、皆いるか?」
🐭「テヒョン先生。」
🐯「あ、ユンギ先生。」
🐭「生徒は皆いますか?」
🐤「……あ、れ?」
🐯「どうしたジミン。」
🐤「ジョングク…は?」
🐭「え、?」
🐯「ジョ、ジョングクはまだ中にいるのか?!」
🐹「ユンギ、全員いた?」
🐭「ジョングクが、いない、って、」
🐹「…え?」
🐭「っ俺、探しに((」
🐹「ダメだ!」
🐭「何っ、で…!」
🐹「ジョングク君は中にいるんだろ?今行ったら、お前が、お前が大変な事になるかもしれないんだぞ!!」
🐭「でも、俺が行かないとジョングクが!!!」
🐭「今俺が行かないで、一体誰が行くって言うんですか!!!!」
🐹「っ、落ち着けって、!」
「ねぇ、あそこの鍵開けた?」
「私、開けてないよ…」
「え、嘘、ヤバいじゃん…」
🐤「なぁ、何か知ってんの?」
「えっ、…?」
🐯「どうした?」
🐤「こいつら、何か知ってるかもしれません。」
🐭「っおい!何か知ってんのか!!」
「ひっ…!」
🐹「ちょっ、ユンギ!」
🐯「何知ってるんだ?」
「っ、…」
🐤「人の命が懸かってるんだぞ!正直に話せよ!」
「うっ…、ごめ、なさいっ、!私達、ユンギ先生達に近づいてるジョングクが憎くてっ、校舎の端にある倉庫に、閉じ込めたんです、っ、!」
🐭「はぁっ?!?!お前ら、っ((」
🐹「ユンギ!!落ち着いて!!」
🐯「鍵は?」
「外からしか、開けれないやつです、っ、!」
🐭「……俺が、行ってきます。」
🐹「は?!ダメだって言っただろ!」
🐭「何と言われようと、俺は行きます。」
🐹「っでも、っ!」
🐭「〜っ、アイツは!俺にとって、とてつもなく大きい存在なんです!!初めて、初めてこんなに、っ、!」
🐹「っ…」
🐭「俺は、この命を懸けても、アイツを助け出します。絶対に。」
🐹「わかった…絶対に生きて戻って来いよ、っ…」
🐭「もちろん。」
ダッ
🐤「お願い、無事で戻ってきてくれ…!ジョングク、ユンギ先生、っ、!!」
ダメですね〜、このお話セリフばっかですよ。
ちょっと次はセリフじゃないの増やしましょうかね。
楽しみにしててください!!
♡と☆よろしくでっす!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。