第109話

放課後2
1,890
2020/04/04 01:00
コンコンッー


準備室に来てから1時間くらいした頃、ドアがノックされた。


もう生徒は来ないだろうと油断していた先生は、


先生は急いで眼鏡をかけ、髪の毛をボサボサにする。


すごい……早技だ…
あなた

ふっ


思わず吹き出してしまった。


すると先生は「なんだよ」とでも言いたげな


表情でこちらを見たあと、「どうぞ」といった。
失礼します。
 ドアから顔を覗かせたのは、隣のクラスの櫻井明日香さくらいあすかちゃんだった。

先生
あぁ、櫻井さん。どうしましたか?

明日香ちゃんは、一瞬私の方をみて、先生に視線を移す。
明日香
これ、プリントです。
あと、分からないところがあるので教えて頂きたいんですけど…
先生
あぁ、ありがとうございます。
構わないですよ。どうぞ。

先生は椅子を指差していった。


じゃあ、私はもう帰ろうかな。
あなた

じゃあ、私帰りますね。
少し勉強も出来ましたし。

先生
そうですか?
一緒に化学でもどうです?
ニコッと微笑む先生。


だけど、先生………目が笑ってませんよ?
あなた

ご、ごめんなさい。
この後用事が……

先生
そうですか、じゃあ"また今度"。

……だから怖いって!!!


絶対「お前、前回のテストどうだったのか覚えてねーのか??」とか、


「次のテストはせいぜい満点なんだろーな?」とか


思ってるよ!!!
あなた

あ…えっと、はい。
よろしくお願いします…
じゃあ、また……さようなら……


じゃあ、またってなんだよ!
先生
はい、さようなら。

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