⏰ ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ ⏰

a.m.6:20

けたたましい目覚ましの音で目が覚める。
これが私の日常だ。

📩 ﾋﾟｺﾝ

え，嘘，嘘，嘘，嘘，嘘，嘘……

嘘って言って～！

あーーー愛理休みか……😢

本当にぼっちじゃん。私。お弁当とかどうしよ。

泣きたい。

あーぁ。絶対今日の運勢最下位だ。

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はぁ。着いてしまった……学校に……

早く着いても何にもやる事無いから
予鈴ｷﾞﾘｷﾞﾘに教室に滑り込む。

今日は暇だな…… 
愛理ーーーーーーーー……

🔔 ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ 🔔

そう言って金髪野郎は一人で教室から出ていった。

いやいや，まだ一時間目じゃないですか。

なんだあの人。何しに学校来たの？

あーぁ。
私もサボりたいな。 無理だけど。




何か，羨ましいや。 自由で。


   

私もあんな風に……

いやいや，私は何言ってるんだ。

授業授業！
今日ぐらいは集中しよ。

🔔 ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ 🔔

そんなこんなで授業に集中していると，
あっという間に昼休みになった。



しかし，金髪野郎は昼休みになってもまだ帰って来ていない。


何やってるんだか。

でも それより……

教室では絶対一人で食べたくない。
そんなくだらないﾌﾟﾗｲﾄﾞがあって。笑

空き教室？ ←そんなのあるっけ……

中庭？ ←くそ寒い

屋上？ ←鍵閉まってて行けない

あーーーー！もうどこも無いじゃん。

食べるなってこと？

校内うろついてるのも怪しいしな……

ほんとどうしよ……

そうだ！








階段の下の倉庫？ みたいなところ！


この前愛理と二人で見つけたんだ！


しょうがない。そこで食べるか。


埃っぽいけど。汚いと思うけど。

ｶﾞﾁｬ

でも……




何かいい感じかもしれない。笑


隠れ家的な？ 笑



すぐ近くにあるﾊﾟｲﾌﾟ椅子に座り，
お弁当を広げる。

一人で食べたのなんてあの時以来だな。


やっぱり『美味しい』ってあんまり思わない。

人……？ いたの……？