健人クンが私と風磨の間に立っていた。
ぁ~、王子と甘々な時間過ごしちゃったせいだぁぁ。(( 笑
とりあえず、追いかけよぅ。
サッサとロビーに向かう風磨を見つけた。
てかさ、…あ、あの人歩くの…速くねッ!?
小走りなのに追いついてないんですけど!
スピードを上げて風磨に勢いよく近づく。
その時だった。
従来のドジさがありーので、転けそうになる。
ってか、もう転ける。
ふいに体が宙に浮く。
風磨に助けられたのは分かった。
なんですか?
転けそうになって風磨に助けられると、飛べるんですか?笑
でも、なんかお尻から腰あたりが包まれてる感。
風磨を見た。
わたしが謝ったら、Sexy Zoneの楽屋から少し離れた部屋に風磨は私を抱っこしたまま入っていく。
空っぽの部屋に1つだけ机があった。
多分、会議とかリハーサルとかに使われてる部屋。
私は机の上に座らせられた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!