第22話

“手紙交換”
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2018/02/11 08:13
その後も
何事もなくmgを続け、
学校生活も2年生としては
あと少し。

今年は甲子園出場ならず。
県大会で準優勝だった。

優太も相当悔しがってた。
“甲子園行けなかった”って。
でも、それぐらい

重い責任
エースとしてのプレッシャー
譲らないというプライドが

改めて感じられた瞬間だった。
こんなこと考えてるけど
今は授業中。

((やば…話聞いてなかった
優太に聞こ。




声をかけようとしたら
同時に優太から紙を渡された。
みなみ
何これ)小声
優太
開いて読め)小声
みなみ
はぁ?
優太
ちょ、お前声でかすぎな笑)小声
早く開いて読んで返事しろ!
みなみ
はいはーい)小声
紙を開くと…



((優太))「俺を好きになった理由って何?
聞いたことないんだよね」
((いやーめんどくさ!

((みなみ))「どうした?急に笑」
こう書いて渡した。
((優太))「いいから早く返せよ!」


((半ギレしてるわ笑 早く返そ。


((みなみ))「ユニフォーム姿がかっこよくて、一生懸命やってるのが私の目には輝いて見えたから。」

((やば、言っちゃった、はず笑
((優太))「ふーん。嬉しいわぁ笑
俺はめちゃめちゃ可愛いと思ったから笑」

((みなみ))「うそつけ笑 そんなことあるか?」

((優太))「いやほんとだから!」

((みなみ))「いやー信じらんないわ笑」

((優太))「ほんとだから!信じろよ!」

((みなみ))「あの、そんな本気にならないでもらえます?笑
そんぐらい分かってるよ!笑」

((優太))「うっざ!後でどうなるか覚えとけよ?」
返事を書こうと思ったら…
先生
そこ!
手紙交換しない!
みなみ
すみませーん笑
優太
すみませーん笑

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