正直、今回の企画、最高だと思う。
俺、今日いー感じかも!!
あなたの部屋、
ガチャ
あれ、いない、なんで、?
リビング?いや、いなかった。まんずの部屋?
ボソッと呟いた。
独り言が多いと自分でも自覚しながら、そっとドアを開けて、あなたの寝顔を眺めた。可愛いな、俺のになる予定だったのに、、。
本当はこの企画めちゃくちゃトミーのことも脅かせるし、俺も幸せだし、って2つの理由あったんだよね、、、。
だって、先に大学で声かけたの俺だし、、、なんであなたは、トミーの方に、、、、、
なんて、考えてる場合じゃない、起こさなきゃ
少しほっぺをつついて見た。
柔らかいな、、
俺が急にいたからびっくりしていた。
寝起きのあなたを連れてリビングへ行った。色々説明してから、作戦開始になった頃、椅子の上に座ってくっついて、ゲームをしてた。あなたの頭が俺の肩にあった。
あーこのままずっと続いて欲しい。そんな風に思った。
トミーはさすがに混乱してた。そりゃ、自分の彼女がこんなに、他の男といちゃついてたらそうなるよね、でもいい。それでいい。
嘘でも今はあなたは俺の彼女だから。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。