第3話

2話
732
2018/01/04 07:44
それは中学校のときだった
あなた

あれ? 教科書がない…

このとき,席がじんたんと隣だったあなた
探してもみつからず,じんたんに見せてもらっていた
あなた

藤…枝…さん…
きょ…教科書を忘れてしまって…
みせてくれますか…。

あなたは人見知りで友達もいなかった。
だから悩みも相談する人がいなかった
じんたん
じんたん
あなたちゃーん?
大丈夫?? どーぞ!
あなた

あ…ありがとうございます…。

テオくん
テオくん
じんたん!女の子に手だしてんのかー?(笑)
じんたん
じんたん
ち違うよ! 教科書忘れたみたい!
女子A
なにあいつ。
じんとテオとはなしてるんだけど。
ありえない
じんたん
じんたん
ん?なんか聞こえたような?
あなたはしっかり聞こえていて半泣きになっていた

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