マサイside
(……あなたは……誰が好きなんだ……)
(……俺が見てるかぎりンダホなんだよな……)
(っ……みんなごめん!)
ねぇ、あなた!ちょっと来てくんない?
え?どこに?
屋上!
うん!
屋上
マサイ、なんの用だったの?
あのさ
うん
あなたって誰が好きなの?
え?なんで?笑
ちょっと気になって……笑
んー……
もしかして……ンダホ?
え、な、なんで?
分かりやすっ!笑
えー?
ンダホのこと好きだろ
んー今は好きって人はいないんだよね!
ンダホはいい友達!
そうなんだ!
じゃあさ……
うん?
俺じゃ……ダメ?
え?
俺、あなたが好きなんだ!
え、えぇ?///
本気で好きだ!
……ごめん
マサイとは友達いたいな
そっか!
じゃあ、これからも友達でよろしく!
あんま気にしないで!笑
わかった!笑
あなたが教室に戻る
……ハァ
やっぱりダメか
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!