前の話
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将来は此処で一緒に過ごそう!___。
これが俺達の夢だった。
でもその夢は叶わなかった。
そして高校生の時、暇で秘密基地に行った。
奥から足音がする。
その足音が聞こえるところまで行くと女の子が居た。
「だっ…誰ですかぁ?…」
女の子は何も喋らない。
俺は怖くなり何故か友達の大ちゃん(大貴)とゆうとりん(裕翔)に電話を掛けた。
でも2人は出なかった。
少しおびえている俺に女の子は声を掛けてきた。
?「あっ…あの…」
更に怖くなりその場を逃げたした。
秘密基地のドアの前に行くと大ちゃんとゆうとりんが居た。
「大ちゃん…ゆうとりん…何でここにぃ?…」
すると2人は。
Ar「電話掛けてきたの伊野ちゃんでしょ?」
Ng「子供の頃に決めたじゃん!」
そう言えば子供の頃に3人で決めた約束があった。
「だぁーいちゃぁん!ゆーとぉ!」
Ar.ng「なーに?」
「俺たちでさっ、決まり事決めないっ?」
Ar「約束?」
「そー!!!約束!!」
Ng「いいね!」
「じゃ〜さっ、電話するのはぁ!」
Ar.ng「電話?…」
「うん!電話したら秘密基地に行くっていうやつ!」
Ar「いいかも!」
「じゃあ〜、決定ぃ!」
すっかり慧は忘れていた。
そして、慧は2人にあったことを話すとゆうとりんから秘密基地に入っていった。
まだ、奥の方に女の子が居てゆうとりんはその女の子に声を掛けた。
Ng「そこで何やってるの?」
?「あっ…此処に人間を治してくれる人が居るって聞いたので来たのですが…」
3人は女の子の周りを見ると後ろに男の子が居た。
男の子は慧と同じ高校生くらいだった。
すると女の子は。
?「この子を治してください…では…」
「待ってぇ!君の名前は?」
?「美月です…じゃあ…」
美月はその場を去っていった。
「この男の子どうしよう〜…」
Ar「取り敢えず、治さないとね…」
そして男の子を治す治療(?)が始まった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。