
第9話
シルクの好きな人
どーしよ…
気になる人は、あなたですって?
言えるわけない!
あぁぁぁ、
よし、うまくごまかせた?
ん?なんか寂しそう?
もしかしてシルクは私のことが…
いや、そんなわけないかw
ってかシルクは好きな人いるのかな?
思い切って聞いてみよう…
好きな人いるんだ…w
ん?なんか胸が苦しい…
かわいくておもしろい…
私の頭に浮かんできたのは…
ロイちゃん…??
やっぱり…
ロイちゃん…か、
かわいくて頭良くて性格よくて
おもしろくて、運動できて
シルクたちと幼なじみで…
私が勝てるところひとつもない…
シルクが好きになって当然の様な
完璧な子なのに…
私ロイちゃんと友達なのに…
なのに…
なんでこんなに恨めしい気持ちが
わいてくるの?
ロイちゃんがいなければ…
そんなこと思ったらいけないのは分かってる
けど…
悔しさで胸がいっぱいになった…
涙がこぼれてきそうで
私はシルクの家を飛び出した
あなたのハンカチが落ちていた
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