第4話

引退のかかった試合
99
2018/01/05 12:05
あの日から時が過ぎて、とうとう先輩との最後の大会当日になった。
今日の日のためにだれよりも一生懸命練習してきたし、努力もしてきた。
だから、先輩と、1試合でも多く勝てる様にがんばるんだ。
そして、試合開始。
相手の対策も万全にしてきたから絶対に勝てるはず。
差をつけて勝つことが出来た。
そして、全員の気持ちをひとつにすることが出来て、決勝まで上がることが出来た。
この決勝で勝つことが出来れば次の大会へと繋ぐことが出来る。
結果は1点差で敗退。
悔しかったし、もっと先輩とバスケがしたかった。
しかも、足の痛さはピークになっていて歩けずに座り込んでしまった。
そして、最後のミーティング。
先生やコーチからの言葉が終わり、キャプテンからの言葉になった。

キャプテン
「今まで私がキャプテンを続けてこれたのはここにいる先生方やコーチ、親の助けがあったからだと思います。こんな私についてきてくれてありがとうございました。」
あぁ先輩とバスケが出来て楽しかったな。と改めて思った

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