第10話

新たな時代と亀裂
82
2018/10/12 12:39
3年生が引退して、あなたが新たなキャプテンになった。
ケガも少しづつだが完治に向かっていた。
しかし、キャプテンはチームを引っ張って行かなければならない。そんな時にケガをしていてプレーで出来ないのはあなたにとって苦痛でしかなかった。
でも、このチームで過去の成績を越えたい。
その一心でチームメイトに厳しい声掛けもした。
あなた

シュートシュート!!
そこ決めないとダメでしょ!

中本 愛菜
ねぇ!なんなのよ。
私たちだってシュート外したい訳ないじゃん!
いちいちうるさいしうざい
あなた

え?
私はこのチームで勝ちたいから言ってるんだよ?

中本 愛菜
自分はバスケ出来ないくせに何言ってんの?笑
別にアンタがキャプテンのチームで勝ちたいとか思わないから。
中木 優香
あのさ!アンタの気持ちだけでこのチーム動かしてない?
こっちの偉さも知らないくせにいちいちうるさい
あなた

私はこのチームでっ

何も考えられなかった
中木 優香
ああ!もう無理だ。
キャプテンやめて
中本 愛菜
そうよ。辞めてよ
橋川 友里恵
そんなこと言わないでよ
橋川 友里恵
あなたの気持ちも知らないでさ。
あなただってバスケやりたいんだよ?
あなた

もういいよ。
みんな今までごめんね

涙が止まらなかった。
みんなにこんなふうに思われてるなんて思わなかった。
川崎 海斗
なぁ。女子やばくね?
浜上 唯斗
やばい所じゃ無い

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