第15話

遠い存在は近い存在へ。【じんsaid】
2,038
2018/01/28 13:30
テオくんの声がドアの向こうから聞こえた。
その声はどこか居心地がいい優しい声。

するとドアの向こうから歌が聞こえた。




"いつも君のことを見てると見てると
僕は胸がはちきれそうになる
だけど君に手が届くなら
僕は愛し抱きしめるよ"







君に手が届くなら…
僕は愛し抱きしめるよ……。


今テオくんは俺が遠い存在だって思ってるんだ…。

違うよ…俺は近い存在だよ…
喧嘩とか色んなことがあっても俺はテオくんのそばにいるよ…
じんたん
テオくん…大好きだよ…
俺はドアの向こうにいる大好きな人に
今の思いを伝えた。
届くはずのない言葉を。

でもテオくんは…。
テオくん
俺も好き…。大好き…。
俺の言葉に気づいてくれた。
やっと届いた…。
俺の気持ち。テオくんの気持ち。

お互いがお互いの言葉が届いた瞬間だった。

テオくん
じんたん…ごめんな…。
じんたん
うんん…俺こそごめんね…、


ガチャ)))
俺はドアを開けた。
するとテオくんは泣き笑顔で俺を抱きしめた。
俺も抱きしめ返した。

その抱きしめた暖かみは
もう何があっても離さない。誰にも渡さない。
そんなように感じた。


























もうテオくんは離さないよ。
俺だけのお馬さん。
























【どーでもよい話】
ねぇねぇみんな聞いて聞いて。
今日の夢超最高だったのよ。

なんかスカイピースの動画で企画がキスっていう企画だったわけよ。
それで二人がキスして照れあってた夢見た。
最高だったよ。

起きた瞬間なんだ夢か…と思って
ふざけんなって心で発狂した。

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