...もぅやだ。この人ずっと見てるし...。人前で服脱ぐのとか初めてだし...。
「下着も変えろよ?」
え、うそ...でしょ?
やべー。こいつ高二だっけ。てことは17、8歳か。俺と大して変わんねーじゃねーか。
こいつが悪いんだよな。
バン
「...っ!な、なに...!ん...ぁ...」
やっばい。キスしたくらいでそんな声出すか?
「ん...んぁ...」
何この状況...。裸のまま押し倒されて...キ、キスされてんだけど。私のファーストキス...。
「ヒャッ...どこ触ってっ// ...んぁっ」
やっばいこの人本気だ...
「もしかして...初めてか?」
「...っ//」
「へーぇ?」
「や、やめてくださいっ//」
「お前に拒否権なんてねーよ。」
「お、お願いします...」
余計そそられるっつーの。
「んん...」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。