6。
「さて...と。んじゃやるか。」
「え...?」
ズプッ
「ゃあっ!...い、たい......」
「ん。わり。」
そう言って神崎さんは私の中に入れたまま動かないでくれた。
「こっちに集中してろ。」
そう言って胸を触ってくる
その手つきがいやらしくて...でも気持ちよくて
ちょっと頭がふわふわしてきた。
「動くぞ。」
「ン...ァ」
ゆっくり動き出した
「ァン...ァ......ァ」
「く...んんっ」
一応神崎さんも感じてるみたい
「ァ...ン......ぁ...ぁん...」
「...んぁ...ぁ」
「ァ......ゃん...ぁ」
自分がこんないやらしい声を出すなんて...恥ずかしい。
「んん...ン」
声を出すのを我慢してみるけど
「声、聞かせろよ。」
なんて神崎さんが今までで一番低くて甘い声でいうから、
「ぁん...ぁ...」
思いっきり声を出してしまった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!