第24話

偶然7-2 料理がめっちゃ美味い。
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2018/02/10 07:29
私が料理しているあいだ、さとるんとしんちゃんは、なにか話していた。途中途中、「えー!」とか、「おーぉ!」というさとるんの驚く声が聞こえてきた。
あなた

できたけど…

私が声をかけると、二人はすぐに立ち上がり、台所までやってきた。
しんのすけ
めっちゃいい匂い!
さとるん🗿
これは……!
しんのすけ
カレー!
さとるん🗿
カレーや!
二人同時に声を揃えて言った。ハモった本人達は顔を見合わせて笑っている。

私が料理しているあいだに仲良くなりすぎじゃない?
あなた

美味しいかどうかはわかんないけど…

さとるん🗿
いやいや!これ絶対上手いやつやん!
べた褒めしてくるさとるん。……嬉しい。
しんのすけ
早く食べよう!
3人でいただきますをして、食べ始める。
さとるん🗿
………
しんのすけ
…………
二人とも無言で食べる。
あなた

えっと……

まずかったのか、と不安になる。
さとるん🗿
めっっっちゃ!美味いねんけど!?
しんのすけ
え、ふつーに美味いんだけど!
あなた

良かった……

ほっとして、ようやく私も食べ始める。
さとるん🗿
すごいな!まじ美味いわ!
褒められるのは嬉しいけど、どう反応していいのか分からなくて困る。






さとるん🗿
いやー、あなたちゃん、マジありがとう
夕飯を食べ終わったあと、二人きりの部屋でゆっくりしていた。しんちゃんは風呂に入っている。
あなた

いや、あの位は別に…

さとるん🗿
あなたちゃんと一緒にいたら、毎日美味しいご飯が食べられるんやな〜
あなた

まい、にち…!

さとるん🗿
うん、半分冗談、半分本気で
驚いてあわあわしていると、さとるんに笑われる。
しんのすけ
すっきり~
丁度いいところにしんちゃんが出てきた。
あなた

あわ、私もお風呂入ってきますっ!

急いでお風呂に向かった。

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