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2018/01/06

第4話

-疑問-
僕はこの街に少し疑問を抱いている。

もちろん、この街が豊かで便利なことに変わりはない。
ただ、AI化がこの先もっと進んで、
運転しなくていい車が普及するようになったら…?
僕達の世代の子どもは車の免許は取らなくていいのだろうか?

それだけじゃない。

今は携帯を使うことが少なくなったし、
人と会話ができるロボットが普及したことによって、ただでさえ昔は若者にとって携帯が唯一の会話手段だったというのに、それを取ってしまった今、この先の僕達はもう、人と話すことができないのだろうか。

僕が会話をしたいと思っても、相手が会話を拒めばそこで終わりだ。
その相手の心を読むことさえ、AI化によってだるさが出て、しなくなってきたのだ。

この街の唯一の伝統であるお祭りだって、
屋台はロボットがやるようになったら
はたしてそれは、楽しいのだろうか。



もしもこの街が、こんなにロボットで溢れる前の、ド田舎の町のままだったら…。

もしも僕がその町で生まれていたとしたら、
僕はこの街を変えることが出来ただろうか。