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第2話

第2章安土のお城と織田信長
なんと麗しいお方がお二人も。

如何したのでしょう。
森坊丸
お市の方様、茶々姫様、初姫様、督姫様。
ようこそ、遠い所からおいでくださいました。
お屋形様からご案内役を承りました、森坊丸にございます。
森力丸
力丸にごさいます。
ご案内してくださる方達なのですね。
それにしてもお美しい。
お市の方様(御方様)
この地には久しぶりに参りましたので、どこか懐かしくおもいます。
それにしても、このお城は、兄上様らしい贅を尽くした造り。
お市の方様(御方様)
兄上様にご挨拶申したいのですが
森力丸
はぁ。幾分か経ちますと織田家家臣お屋形様にお祝いを申し上げ奉りまする。その折が良いかと。この安土のお城は私達にとりましても誇りのお城です。故に大変嬉しゅう御座います。それまでしばし、旅の疲れをごゆるりとお癒しください。
お市の方様(御方様)
わかった

ご苦労である。
森坊丸
では、失礼いたします。
森様達がお帰りになる。

はぁ、なんとも麗しい方達。

お帰りになっってしまったのがとても悲しいほどに、麗しい方達。

そんなことを考えていると。
お市の方様(御方様)
茶々、初、督。
今宵は、兄上様のもとに参ります。
くれぐれも、失礼の無いように。
もし、失礼がありましたらいくら姪といえどとても命危ない故気をつけるように。
何せあの兄上様故。
淀(茶々)
分かっております。
何故、母上様はそうと知っていながら私達に叔父上様にお会いしろと申されるのですか?
常高院(初)
そうですよ。
あのお方は、父上様を死においやったお方何故合わねばならぬのですか?
江与(ミヤビ・督)
私は、幼い時分故覚えてはおりませぬが、姉上様や姉様、おウメなどから小谷の折のことを聞いていて会いたいとは思えません。
お市の方様(御方様)
あのお方故お会いさせるのです。
彼の方ほど恐れられながらも、周りの者を惹き付けるお方は居られまい。
彼の方は、貴女達の父の敵故、そなた達は惹かれまいと思っているでしょうが、どうであろう。私は、彼の方に、良くも悪くも惹かれないものは見たことがない。
淀(茶々)
その様なお方故私達に、経験させるため、私達の為に合わせるとおっしゃりたいのでしょうか。
お市の方様(御方様)
それは、そなた達それぞれの受け取り方次第じゃな。
私が決めるつもりはない。
さまざまな江与の人生を思い出しながら、織田信長について考えた。


あっという間に挨拶に行く刻限になった。

叔父上様にお会いするというので、艶やかな打掛を羽織り、森様のご案内にて織田家家臣挨拶の場に向かう。
織田家の使用人
お市様ご一行のおな〜り〜。
私達は最後についた様で家臣皆ひれ伏している。
お市の方様(御方様)
面をあげよ
柴田勝家
お市様に置かれましてはご機嫌麗しゅう
お市の方様(御方様)
挨拶は良い、じきに兄上様も参られるであろう。
母上様は何時もに増し凛としておられるが私は皆兵達の強面が怖くて少し怖気時期そうだ。
これから叔父上様が御成になる様で、私達もひれ伏した。
織田信長
面をあげよ。
顔を上げるとそこには、母にどことなく似ている男が居て、しかし雰囲気は少し近寄りがたく。




何故か、母を見る目は何処と無く優しい。




その側にいる、叔父上様のお小姓であろうかその方はとても麗しく何故か胸がときめく。



ずっとそちらを見ていると無表情な瞳でこちらをみつめてる?


不覚にもドキッとしてしまった。
お市の方様(御方様)
兄上様ご機嫌麗しゅう市にございます。誠に御立派なお城を拝見致せましたこと誠に誉れ高き事と存じまする。すぐ下に控えまするのが、一の姫の茶々、二の姫の初、三の姫の督にございまする。
どうぞお見知り置きを。
織田信長
市、そないに肩くるしゅうするでない。
茶々、初、督の事は紹介されのうても存じておるわい。
三人とも、麗しゅう育ったな。これからも、このわしが居れば何も心配する事はないぞ。
安心せい。
なーんだ。思っていたより優しそうなお方故少し安心致しました。


そしてその後織田家家臣の挨拶が終わり、夕餉の刻となり自分達の居室に戻った。
常高院(初)
疲れたぁぁぁぁぁぁ
何故信長ごときにあないに緊張せねばならぬのじゃ!
江与(ミヤビ・督)
そうですか。
確かに疲れましたけど、叔父上様は思って居たよりもお優しいお方の様な気がし致しました。
淀(茶々)
確かに督の言うとおり不思議な方であったのう。
お市の方様(御方様)
ほんに兄上様は、皆を引き寄せるお方じゃ。
母上様の頰が心なしか明るんでいる気がする。

夕餉も終わり

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