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第11話

再び
「夢?...いや、そんなはずないよね!...」


その時、今まで頭にかかっていた雨が途切れた。

ふと上を見ると、傘を私にさしている一也がいた。


「何してんだよ、ドボドボじゃん」


「...傘ないの。ってか、一也が濡れるからいいよ。元カノの私になんてさしてくれなくても」


「でも、好きだった人だから。...まあ、今もだけど」


「...今も?」


予想外の発言に驚きを隠せない私の目を手で覆って、


「やっぱり好きだよ、芙美...芙美は、最近可愛いし、男子にも人気だし...俺なんかより、他に合う人がいるんじゃないかって...別れようって思ったけど...やっぱ無理だった...芙美がいい」


いつもより少し高めの声で、一也は言った。


なんとなくだけど、顔が赤くなってるんだろうなって、想像出来た。


目から一也の手を離して、一也に抱きついて、


「私も、好きだよ。ほんとにほんとに好き!...一也に見合う人になりたくて、一也に可愛いって思って欲しくて、ダイエットもメイクも頑張った。」


私がそう言うと、


一也は私を抱きしめて、


「ありがとう」


と言った。

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. り ぅ
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