プリ小説

第13話

再会
「それにしても、あの時のことは忘れらんないなぁ〜夢にしては現実的?」


なんて一人で呟きながら、カフェに入り、コーヒーを頼んだ。

ここのカフェは常連。

人が少なくて、風情があって、どこか、明治の感じに似てる。


入り口に一番近い一人がけのテーブルが、私の特等席。


今日は私の他に二人のカップルがいた。

私より少し年上...二十歳くらいかな?


「ミカ、今日もコーヒー?」


「まあね、ここのコーヒー好きだから」


「そうね!確かに美味しいもん♪」


「だろ?...あ、なあ、ルリ...」


ミカと呼ばれる彼は私の方を見て、ルリという彼女と目を合わせて微笑んだ。


何よ。


「なんですか?」


と言うと、


「いや、失敬...そろそろお暇しようか」


「そうね。また来るわ、マスター」


マスターは軽く会釈をした。


ミカという彼は、私の方に来て、優しく頭を撫でると


「恋、上手くいったんだな。芙美。」


と言った。

どこか懐かしい、そんな手の温もりが彼にはあった。


ルリと呼ばれる彼女は、ミカの後を追って、


「芙美、がんばってね♪ミカも私も応援してる♪いつまでも、ずっと、ね」


と微笑んで、一枚の小さな紙切れをテーブルの上に置いてでていった。

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. り ぅ
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___16の代 🍓 恋愛モノ書いてます✏ よかったら読んでってください♪