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第4話

神様のイタズラ
そんなこんなで、いつの間にか約束の高校卒業する年の七夕になってしまった。
たっくんにとっては、ただ泣いてる私への気休めだったのかもしれない。
だけど、私はこの8年間、そして今も、仲間はずれにされても、教科書捨てられても、死にたいって思っても、たっくんとの約束のために生きてきた。
八年前の約束にすがって必死に生きてきた。
子供の頃の約束を引きづってるなんて言ったらきっと馬鹿にされるかな……。
たっくんもきっとこんな約束覚えてるはずない。
まず第1にたっくんが今どんな姿をしてるかさえもわからない。大学生なのか、社会人なのかも、彼女がいるかもわからない。
なのに、ずーっと信じてるなんて私ってほんと単純だ。
単純ってよりただ馬鹿なのかもしれない。
あなた

学校行かなきゃ……。

目覚まし時計の指す針は、8時すぎ。
学校の方に向かない気持ちを無理やり向け、ベッドから立ち上がりドアの方へ向かう。
最悪な1日がまた今日も始まる。
今日はやけに部屋に日が差し込む。
私の心にもこんな風に光が差し込めばいいのに。
なんて夢みたいなことを考えながらドアノブに手をかける。
??
あなた!!
私しか部屋にいないはずなのに、後ろから今声が聞こえた気がした……。
いや、そんな訳がないだろう。疲れてるから空耳が聞こえただけ。
そんな風に自分に言い聞かせていたら、もう一度私の名前を呼ぶ声が聞こえた。