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第12話

前代未聞のエンゲージリング
その後も、チュリトリス食べたりジェットコースターに乗ったり、気がついたらお昼を過ぎていた。
拓斗
あ、もう昼過ぎてんじゃん。
お前腹減ったんじゃないの?
あなた

ちょーーーーーーーーお腹ぺこぺこ。

園内を走り回って、普段使わない色々な部分を使ったのでもう私のお腹はペコペコだった。
拓斗
じゃあ、売店でも行ってみるか。
目がチカチカするようなビビットカラーの売店に入ると食事だけではなく、お土産やおもちゃ、雑貨など幅広く置いてある。
拓斗
うわー。カツカレー美味そう。
まっ、こんな体だからなんにも食えねえけどな笑
自虐的に話すたっくんの言葉が耳に入ったけど、私は売店の一角に置いてある、あるものに目を奪われていた。
拓斗
おーい?お前せっかく俺が喋ってんのに聞いてねーだろ?
そんなに熱心になに見てんだよ?
あなた

あれ。

目的のものを指さす。
拓斗
ん?これは……温度で色が変わるリング……?
私が目を奪われていたものはリングだった。
でも、ただのリングじゃなくて温度によって、暑かったらオレンジ、寒かったら青っていう風に色が変わる不思議なリング。
拓斗
これ俺の小さい頃からあったやつだけど?
あなた

初めて見た……。

ほとんど外に出ることがないから情報にも疎い。
このリングも初めて見たけどこんなに凄いものがあるのか……。
私が初めて人間に接した宇宙人のようにリングを眺めていると、たっくんがはっと閃いたようにたくさんある中の1つのリングを指さした。
拓斗
これ俺とあなたの婚約指輪!
あなた

こ、こんにゃく指輪!?

満面の笑みで言うたっくんの言葉に驚きすぎてつい噛んでしまった。
幸いお客さんは私たちの他に誰もおらず、1人で叫んでる変な子というレッテルは貼られずに済んだが、たっくんの言った言葉がグルグル頭の中で回転する。