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第23話

あなた

たっくん……。

そこに立っていたのは、私が今自分の全てを投げ出してでも守ると決めた大切な人だった。
拓斗
おはよ。
たっくんは何事も無かったかのように私を見て微笑む。

もう〜!八年ぶりに拓斗くんみたらイケメンになりすぎて全然誰かわからなかったわ〜!笑
拓斗
おばさん相変わらずお上手ですね〜笑
おばさんも八年前と変わらずお綺麗ですよ。
も〜〜、拓斗くんこそお上手なことっ笑
ママ本気で照れてるし。なんか、キモ。
それよりもたっくんはなぜここにいるんだろう……。昨日のことは何も覚えてない……?本当に"約束"を守りに来ただけ?
拓斗くんあんたに用があるんだってよ。
あなたの高校と、拓斗くんの大学方面一緒だから登校しながらゆっくり話でもしなさい。
拓斗
ありがとうございます。
またお邪魔させていただきます笑
もう拓斗くんみたいな子ならいつでもウェルカムだわ!!
あなた

つべこべ言わず早く行くよ。

ママとカップルのような会話を繰り広げているたっくんの横をスルーして外に出ると、たっくんもママにお礼を言い慌てて私の横に並び歩き出す。
拓斗
2回目の七夕だな。
先に口を開いたのはたっくんの方だった。
だけど、その言葉がたっくんがあたしと同じ状況ということを表していることに気が付き立ち止まって振り返る。
拓斗
 あなたって((タイムスリップ))ってしんじる??
ふりむき目が合ったたっくんはとても真面目な顔をしていて、なんだか私の気持ちも引き締まった。
あなた

((タイムスリップ))……ねぇ。
そんな非科学なもん信じるわけが無い!……って言いたいところだけど昨日あんなに不思議な体験したおかげで非科学な事を信じないなんて言えないんですよね。

私は非科学なものなんて信じていなかった。
根拠があるモノしか信じない。だけれども、昨日の出来事を科学的に証明しろ。なんてきっと不可能なことである。
昨日の出来事を通して、非科学的なものも少しの可能性はあるのかも……と思うようになった。
拓斗
まぁ、これから話すことはお前に起こったのか俺に起こったのかまでは分からないけど、お前と俺の心が一つになれた理由と、なぜこんなことになってるかの説明だから耳の穴かっぽじって聞けよ。
たっくんが少しずつ話を始める、でも、驚きとか信じられないことが多すぎて脳まで全然伝わらず理解できない。