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第25話

拓斗
……思い出したみたいだな。
私の表情や姿を見て察したのかたっくんは何も聞かない。
拓斗
あなたが、どんな経緯でタイムスリップしちまったかは俺には分からない。でも、それだけ何かしらの強い気持ちが俺を見た時のあなたに動いたってことだけで超嬉しい笑
タイムスリップしたのに二回目でも救えなかったことに失望されるかと思った。だけどたっくんは晴れ晴れしい笑顔で笑う。
その上に、私はタイムスリップした記憶さえ消そうとしていた……なのに何でたっくんは失望もせずにそんなに笑顔で笑ってくれるんだろう……
あなた

失望しないの……?

拓斗
はぁ?なんて失望なんてすんだよ笑
あなたと、デートもできて、婚約して、初キスも貰って、両思いにもなれたのに失望する要素なんてひとつもねえだろ!
あなた

たっくん〜……!

道の真ん中だったけどたっくんの言葉で心がむず痒くなって思わず半べそで抱きつく。

誰かの言葉で心がむず痒くなったことなんて無かった。これが嬉しいって感情なのかもしれない。これが恋という素晴らしい感情なのかもしれない。

人類が生まれて何億年になるか分からない。だけれども、『恋』という感情は人類ができたその日からずっと人間の傍にいつも寄り添ってきた。
何もかもが変わったっていつだって『恋』は必ず人間のそばにいた。

先祖様。先祖様が味わい続けてきた『恋』という不思議な感情、私にも分かりました。
恋患いはどんな病気より重くて治す方法がない病だけど、どんなものより幸せで、自分自身を成長させてくれる病です!
何年先でも、この感情が変わらず人間とともに成長していくことを私は願ってます。