第13話

後輩くん
1,045
2018/01/06 07:34
高校3年生の春。
















私は屋上にいこうとしていた。









空を眺めるのが私の日課になっていた。










いつものお気に入りの場所に誰か座っている












だれ、?





涼介

こんにちは
みたことないような、?
1年生かな?
あなた

こ、こんにちは

あの、そこ私の特等席なんでどいてもらってもいいですかね





なんていえるわけもなく。
しょうがないから、帰ろうと思ったとき
涼介
あ!もしかしてここでいつも空見てる人ですか??
あなた

そ、そうですけど

涼介
よかったー!!
俺、2年の山田涼介っていいます!
涼介ってよんでください!
なにがよかったのだろうか。

涼介
あ!お隣どうぞ!
ニコニコしながら自分の横をさす
涼介くん
あなた

ど、どうも

こんなに笑顔でいわれたら
座るしかないじゃん、。






しぶしぶ涼介くんの隣に座る
涼介
先輩の名前教えてください!
あなた

あー。長夢あなたです。

涼介
あなた先輩ですか!
あなた

そーだよ

涼介
1つ聞いてもいいですか、?
なんでここで毎日空を見てるんですか、?
それは、















理由なんていえるわけない
あなた

ごめんけど、私やっぱり帰る

涼介
えっ!?ちょ、!
なにか後ろで騒いでいる涼介くんをおいて私は保健室に向かった
ガラガラッ
あなた

しつれーしまーす

あ、あなただー
俺に会いたくなっちゃった?
あなた

ちがう

この人は私のはとこの

伊野尾慧。

保健室のせんせーで女子にモテる
あなた

ちょっとベット借りる

あー、もしかして屋上だれかにとられちゃったか
そう。



この保健室にはベットが二つあって

1つは横に窓がついているから外が見える


そこから空をみることもしょっちゅうある
ねー、無視しないでよ~
ところで、ずっと思ってたけど授業参加しなくてよくテストで点がとれるねぇ
まぁ、それなりに頭はいいから

テストはノー勉でも学年で3位には入れる
はい、ココア
あなた

ありがとー

なんやかんやいっていつも優しくしてくれるから
ありがたい




あなた

今日はずっとここにいるー

はいはい
そうして夕方。
れに
あなた~っ
お迎えに上がりましたー!
しつれーしまーす
あ、れにっちと翔ちゃん
あなた

じゃあ私帰るね
ばいばい、慧ちゃん

ばいばーい
明日は屋上あいてるといいな。

プリ小説オーディオドラマ