今日は休みの日。
久しぶりにいとこの潤くんから連絡がはいった
潤)久しぶりにお出かけしよー?
家から少し歩いたところに見慣れた顔の人がいた
わたしは潤くんにだきつく
歩きながら話をしていた
潤くんには和のことで落ち込んでるときにたくさん迷惑をかけてしまった。
お店につくとかわいい服がたくさんならんでいた
潤くんにファッションのことで心配することはないなぁ
だって潤くんおしゃれだもん!
涼介side
知念が指差した方向をみると
あなた先輩だ!
ん…?
だれだ、あれ?
この前の人って…
あの人のこと、?
知念は俺の手をとりながら先輩のもとにむかう
あなたside
選んでる姿もかっこいいってさすが潤くんだなー
ほら、店員さんの目がハートだよ
カランカラーン_
店員)いらっしゃいませー
そこで顔をあげると、
…ど、どうしてここに?
え、?
いえない。
和だなんて。
もう、好きじゃいけないもん
そう。
これで、いいんだよね?
和、。
頬に一筋の涙がつたる
そのとき
そういって潤くんに手を引っ張られていく
潤くんはわかってるんだ
私がまだ和のことをおもっていること。
涼介side
嘘…?
俺が先輩を泣かせた、?
先輩、
悩みがあるなら俺にもわけてください、。
俺はそんなに頼りないですか?
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。