第22話

クリスマス
1,139
2018/01/07 04:22
クリスマス当日。











私はいつもよりおしゃれを頑張って出た。









でも服装は二年前とは変わらない。











和がもし来てくれたら私をみつけられるように。
あなた

あ!潤くんっ

お、あなた
いこっか
あなた

うんっ

潤くんの車にのって













あの日、和とショッピングにいった場所にむかう

あなた

きて、くれるかな

俺には、和が必ず来るって
断言することはできないけど
1%も可能性があるなら信じてみな?
あなた

うん、っ

ショッピングモールにつくと











見たことある後ろ姿が
あなた

涼介くん!?

涼介
あ、先輩っ。
やっときましたねー!
れに
もー、あなたっ!
おそいよーっ。
れにだって人の事言えないでしょー笑
れに
へへへっ
あなた

なんで、みんないるの、?

俺が呼んだ
大勢の方が
楽しいでしょ?
あなた

ありがとうっ!
潤くんっ

れに
ほら!いこいこ!
私、いきたいとこたくさんあるのっ!
あなた

うんっ!

翔、お前
大人になったなぁ
そう?笑
嬉しいわ
そしてみんなで




服をかったりゲームセンターであそんだり





昼食たべたりプレゼント交換もした













そして、
あなた

私、行ってくるね

そのときれににいきなりだきしめられた
れに
大丈夫。
和を信じて!
あなた

うん、っ

涼介
先輩、
応援してます
あなた

ありがとう、

私はあのイルミネーションのところにむかって走った
そしてベンチにすわる。













どうか、












どうか、きてくれますように。
私は聞こえてくる音楽に耳を傾けていた











『百年先も愛を誓うよ
 君は僕のすべてさ

 ただ信じてる ただ愛してる』









あなた

私、和のこと
百年先も愛してるよ、

そうつぶやいた




























そりゃ嬉しいです




















う、そ、















聞いたことある声。













大好きな人の声
振り替えると
あなた

か、ずっ…、

和
久しぶり
あなた

なん、で、
なんで、?

和
ここに来たらあなたに会えるような気がして
和
希望はないけど来てみた。






そしたら1人で呟いてるから(笑)
私は和にだきしめられた
和
あい、たかった。
あなた

わたしも、っ、
ずっと、ずっと、
あいたか、ったよぉ、

和
俺、実はアメリカいくの親の仕事の都合じゃなかったんだ。
あなた

え…?

和
でもそういわないとあなたがついてきちゃいそうだったから
あなた

じゃあ、なにしてたの、?

和
親の手術。
重い病気だったらしくて。
日本じゃ直せないから、あっちにいこうってなって
嘘…











私、和に捨てられたんじゃなかったんだ
和
それで2年かかったけど
歩けるまで回復したから
日本に帰ろうってなって
あなた

よか、ったぁ…
よかったぁ…

和
あなたに、あい、たくて
あわないってやく、そく
やぶ、っちゃった。
あなた

わた、しだって
やぶっ、てた

あなた

な、つやすみ、の花火大会でまってた、の。
か、ずこなか、ったからぁ、もう、あえない、とおもってたぁ…

和
嘘、
いけなくて、ごめんな。

心配かけて、ごめん。
和
おわびなんて言い方したら
しつれいだけど、
和はそういうと
わたしのまえで膝をついて





なにかをひらいた

















嘘…


















和
俺と、結婚してください。












イルミネーションよりかがやいている

















二つの指輪。















あなた

は、い、っ

そういうと和にもう一度だきしめられた
和
よかった、
和
これからは離れてたぶん
ちゃんと隣にいるから
あなた

う、んっ



















そういうと
和
あなた、
愛してる
あなた

わたしも、っ
和、愛してるよ、っ

そうして、キスをした。



















このキスは

涙の味もしたけど




























愛の味のほうがした

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