下に降りた
涼太とキッチンに行った
あなたがオムライスのお皿を1つレンジにかけようとした時
がしゃん
あなたは床で滑ってこけそうになってお皿を落とした
オムライスは床に落ちてぐちゃぐちゃ
お皿も割れちゃった。
けど私は無事だった。
なぜかと言いますと…
涼太が助けようとしてくれて私の下敷きになってくれたから。
そう言いながらも苦しそうな顔をして
やっと思いで立ち上がる涼太
笑顔を絶やさなかったのはきっと私が気を遣わないように。
私が自分のせいだと思って責任感じさせないため。
そうなんだと思う。
涼太は、ほんとに優しい。優しすぎるよ。
今本当に罪悪感とドキドキで私の心はいっぱいです。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!