あなた「失礼しまーす。(職員室に入る」
淳太先生「おい、お前今誰と住んでる?」
あなた「えっ、ひ、1人ですよ?」
淳太先生「ははーん。」
あなた「なんですか??」
淳太先生「ちなみに俺、隣やぞ」
あなた「………………………へ?」
淳太先生「だからお前らの住んでるとこの隣の部屋。」
あなた「えーーーーー!!!(大声」
淳太先生「静かに、職員室やぞ」
あなた「すみません💦いやぁ驚いて…」
淳太先生「高校生で二人暮しはあかんな。ましてや藤井やろ?」
あなた「なんで知ってるんですか?!」
淳太先生「やから、俺隣。学校にバレたらあかんな〜」
あなた「秘密でお願いします(汗」
淳太先生「ただでは無理やな。せやなぁ、俺の奴隷になれ(小声」
あなた「はい??何言ってるんですか??」
淳太先生「じゃあ報告っと…」
あなた「っ…分かりました…」
淳太先生「ええ子やなぁ(ニヤリ」
淳太先生「じゃあまず資料室からプリントよろしくな✨」
あなた「はぃ。…分かりました。」
そして私は淳太先生に奴隷扱いされた。
…でも淳太先生は普段すごく優しい。
こんないい先生なのになんで?
淳太先生が嫌いになりそう…
こんなこと流星にバレたくないな
あなた「資料室は……ここか。」
流星「なにやってるん?」
あなた「プリント取ってるの、学校では話しかけないで!!」
流星「そーゆうのは先生が取るんやろ、学級委員でもないのに」
あなた「……なんでもいいでしょ」
流星「はぁ?なにキレてんねん」
あなた「ごめん…」
流星「知らんわ、勝手にしろ」
ごめん。ごめんね流星。あなたには言えないよ…
初めてケンカした。
辛い…なんでこんな目に合わないといけないの?
………え、涙。
淳太先生「遅い。」
あなた「先生のせいです。」
淳太先生「何言ってるん?」
あなた「先生がこんなこと頼むから…」
淳太先生「俺が悪い?そうかそうか」
あなた「そうですよ!!先生が…」
淳太先生「そーゆーこと言うんやな」
あなた「え?」
淳太先生が迫ってきた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。