明るい太陽の日差しが眩しく、
暑くなってくるこの季節。
私達教員も生徒もダラダラとしてくる...。笑
森男先生の存在が暑い。
いや、暑苦しい時すらある。
ということで、ミニテストの開催が
決定した。
星野先生、また忙しくなるかな...。
ちょっと声掛けてみよう。
え、なんだろ。
なんか嬉しい笑
しばらく2人は歩いていた。
着いたのはかなり使われてないと
思われる4階の理科室。
星野先生は慣れたようにガチャっと
戸を開ける。
中に入るよう言われ、そわそわと
入る。
なんかここ、お家みたい。
狭い部屋に理科の教科書や
古そうな堅そうな参考書や図鑑が
ズラリ...。
そしてなんと言っても電気ポットと
電子レンジとソファがあるのが
決定的なお家要素だろう...。
なんだろう...。
星野先生何かしたかな。
そして私達はしばらく
学年企画について話し合った。
星野先生と一緒にいる時間は
あっという間に感じ、
もう授業終了のチャイムが
校内に鳴り響いた。
そして私達は真逆の廊下をあるいた。
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星野先生目線...
なにあれ。かわいいな、おい。
ふたりで。って期待していいのかな、
いや、仕事のことだろう。
でも嬉しいなぁ。笑
俺は次の授業でまともに
話せなかった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!