プリ小説

第2話

# 2
俺は県内の偏差値も普通の高校に通っている。
部活は属していない。放課後は映画の撮影にも使われた図書室で文庫本を借り学校帰りにカフェで本を読む。

そんな生活を続けていた。
輝
こいつは幼馴染みの輝。
昔から俺の事が大好きで家にしまっているアルバムにも輝がハグしている写真ばかりある。
蓮
.......なに
輝
今日一緒に帰ろ
蓮
今日は図書室に行くんだ 先に帰ってて
俺はそう言って教室に入り自分の席についた。
昔から俺は輝の赤い瞳が苦手だった。
直視出来ないほど綺麗で不気味な光を放っている。
輝
......最近蓮冷たい
蓮
冷たくない 図書室に行ってるのはいつもの事だろ?
俺は宥める様に頭を撫でてやった。輝は猫の様に目を細めて喜んでいる。
授業が始まると輝はいつもの様に寝ていた。俺は適当にノートを取りながら雨の降る外を眺めた。



午前の授業が終わり俺は友人と駄弁りながら学食へと向かった。

この学校には学食があり何故か利用出来るのは2、3年生だけ。俺は水曜日と金曜日のみ学食を利用している。因みに何故 水曜日と金曜日なのかというと体育があるからだ。
蓮
( 体育嫌だな..... )
食券を持ってカウンターで待っている時 ふとそう思った。中学の頃は病弱を理由に体育を休んでいた。けれど今はそんな理由通じない。( 高1の時に病弱理由を春から冬まで使い果たした。)
俺は友人と一緒に運良く人数分のテーブルを見つけて座った。そして食べ始めた。
「 なぁなぁ知ってるか?山崎って奴 」
「 あいつだろ? ''父親譲りの奇妙な赤い瞳'' 」
「 俺小中高ずっと同じだけど話した事数回だわ 」
''山崎''、''父親譲りの奇妙な赤い瞳'' と言うのは全て輝の事だ。輝の父は日系フランス人。でも父親はブルーの瞳なのだ。母は純粋な黒。輝は生まれた時から瞳が赤くずっと奇妙がられていたのだ。
「 蓮はどう思う? 」

急に話を振られた俺はビックリして箸を落としかけた。
蓮
何が?蓮の事?
「 お前名前呼びなの? 」
「 幼馴染みだもんな 」
俺はくだらないと思った。けれど男の友情は女の友情と違う意味で面倒くさいから適当に返事をしておく。
蓮
興味ねーわ。
俺はそう言って外を見た。朝のお天気キャスターの言う通り今は真っ青な空が広がっている。
蓮
ご馳走様でした
俺は食べ終わったトレイを返却口に返した。そして友人と一緒に教室へ戻った。

その後ろから輝が追ってきているのを知ってたのは俺だけだった。

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あつむ
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