第26話

#142 これは
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2018/03/29 04:25
?「おい、」










久しぶりに聞く声がした










振り向くとそこに、










あの女を、隣にした小瀧がいた










藤「なんや、望か」










小「なんやちゃうわ

なんで俺のこと置いてくねん」










あなた「別に今までやって

約束して一緒に行ってた訳ちゃうし

誰と行こうがそいつの勝手やろ

お前やって、」










重「あなた

遅刻すんで」










大毅に手を引かれ、引かれるがままにまた歩き出した










前を向き直す時に、










あの女がニヤッと笑ったのがちょうど見えた










藤「手ぇ繋ぐとか、

俺の前でイチャイチャすんなやw」










あなた「別にええやん」










藤「まぁあかんて言うてへんけどー」










小「は、あなたこいつと付き合ってるん、」










あなた「誰が誰と付き合おうが勝手やろ」










重「お前もそのぶりっ子と付き合ってんちゃうん?」










小「これは、」










?「そぉだよ?

うちとのんちゃんは付き合ってるよ?」










あなた「それと一緒やんな?」










小「おい、」










?「うん一緒だよ?」










小瀧が女を睨んだ





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