あなた「他は?
他の恋はしてへんの?」
藤「考えてみればこれが初恋なんかな、」
あなた「意外と一途なんやな
見かけによらず」
藤「地味に悪口やなw」
あなた「褒めてるよw」
キーンコーンカーンコーン
翔「藤井なんでそこ座ってんだよ
ほら自分の席戻れ〜」
藤「後でどくから今はここでええやろ」
翔「いや逆に後でそこ座りゃいいだろうが」
藤「えー、だってあなた遠なるやん
俺ほんまはあなたの隣がええもん」
翔「じゃあ宝城の席にあなたが座れ」
藤・あなた「宝城?」
翔「藤井の隣の席だ」
藤・あなた「え、」
ってことは宝城ってあの女?
あなた「いや、無理無理無理っす」
藤「お前その宝なんとかってやつの席座ればええやん」
流星はさっきどかしたやつを宝城の席に座らせた
藤「はい
これでええやろ?」
翔「まぁいいけど、
って小瀧と宝城遅刻か?」
あなた「多分来ないんじゃないですか?
あいつらの事やから」
翔「連絡ないから一応遅刻にしておく」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。