第16話

#132 言わな
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2018/03/18 07:35
結局小瀧はあの女に捕まったまま










学校に着いた










まぁ、案の定










いつもは取り巻きの女子はザワついた










『あれって、こないだの、?』










『なんだあの子だけのんちゃんに

近づいてんの?』










『みんなののんちゃんなのに、』










ザワザワザワザワうるさい女子達










藤「あなた」










あなた「うわっ、流星」










藤「なんや、望とられて悔しいか?」










あなた「は?んなわけ」










藤「寂しかったら俺がおるからな〜?w」










あなた「流星は小瀧助けたりぃや

私は1人でも平気やから」










藤「でもなぁ、

望はあなたと一緒にいたいやろうからなぁ」










流星と話していたら、










あの女と小瀧は教室から出ていった










あなた「、、、流星」










藤「ん?」










あなた「あのまま、

小瀧はあの女と付き合ったりすると思う?」










藤「それは無いやろ

それやったら望学校来なくなるわ」










あなた「、せやんな」










藤「、?」










その日、午前中に小瀧とあの女が教室に










戻ってくることは無かった










昼休み────










響「あなた〜」










あなた「かなちゃ〜ん、」










響「うお、その呼び方きしょいな、」










あなた「酷くねぇか?w」










響「事実やもん」










あなた「いや、

最近あんま2人で遊んでへんからさ

甘えようかと」










響「キショいわ

あ〜、そういやあなたに言わな」










あなた「What?」










響「私彼氏出来てん」










あなた「、、あぁ、」










彼氏、










カレシ、、










かれし?










あなた「はい?」





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