翌日────
と、言われたものの、
何したらええか分からんな
行かなきゃええのか?
中「あれ、あなた学校行かんの?」
あなた「おん」
中「サボり?
家でも勉強せなアカンで〜?」
『行ってきまーす』と聞こえ
私も『行ってらっしゃい』と答えた
大毅も学校行ったんかな、
小瀧はちゃんと演じてくれてるんかな
響は彼氏さんと上手くいってんねやろか
ってこんな心配いらんかw
学校────
響side
響「で?今日からしばらくあなたは来ないと?」
藤「そう」
響「は〜、にしてもあいつらようやっとくっついたか」
藤「まぁ大変なんはこれからやけどな」
響「せやな」
藤「じゃ、そんだけやから」
響「あぁ」
通りで、
そういやさっき廊下で小瀧と藤井2人で歩いてたな
後ろにあの女おったけど
小瀧side
宝「のんちゃんおはよ♡」
小「、、、」
藤「へ〜,お前の姉ちゃん結婚するん?」
小「おん
まぁもう20後半やし」
宝「あれ、のんちゃん!おはよう!」
藤「おめでとう言うといてや」
小「分かった」
宝「ちょっとぉ、無視?」
小「さっきからうるさいねん、
誰やお前」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。