放課後────
あなた「響帰ろ〜」
響「あ、私彼氏と帰るから、
重岡くんと神山くんと3人で帰って?」
あなた「え〜、私と彼氏どっちが大事なのよ!」
響「今は彼氏」
〇〇「うっ、その言葉辛、
親友じゃないのか、わしら」
響「マジか、すまん
いや、わしらは親友やけども、
まぁ気ぃつけて帰ってな」
あなた「おん
じゃあ、大事なのが『あなた』になるの待ってるわ」
つまんねっ、
外に出ていつも通り待っている大毅とともの所まで走った
あなた「お待たせしました〜」
重「待ちました〜」
神「そんな待ってへんやんw」
あなた「ちょっと嘘ですか?重岡さんw」
重「バレたか〜w」
大毅はふっと顔の向きを変えた
すると急に、大毅の顔が変わった
あなた「ん?何見てん?」
重「あ、あなた!」
あなた「、!」
大毅はなんで止めたんやろ、
大毅が見た方向には、小瀧がいた
あの女と一緒に、
あの女と腕を組んで歩いている小瀧が
何とも思ってない、
私はあいつに対して何も思ってないはずなのに
なんで、心臓がこんなうるさいんやろ、
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。