第30話

#146 来た
2,828
2018/03/29 04:47
昼休み────





響の所に行ったら















彼氏さんが居て近づけなかったので、










藤「んー、望来おへんなー」










この無駄にイケメンなやつと一緒に居ます










あなた「何

やっぱ私じゃ不満なん?」










ちなみに彼氏さんなかなかのイケメンでした










藤「いや?

全然あなたと居っても楽しいけど

来ないもんやなぁって思って」










あなた「あんなやつ来ない方がええし」










藤「あなたなんか変わった?」










あなた「は?」










藤「なんか、前より女らしくなった?」










あなた「なんやそれ、

じゃあ前は違かったみたいに言うなや」










藤「そんなこと言うてへんやんかw」










ガラッ











ザワザワとうるさかった教室が一気に静まり返った










あなた「、、!」










入ってきたのは小瀧やった










クラスの全員が小瀧を見つめた










宝城とか言う女は居なかった










小瀧は何かを探すように教室中を見回した










そこらじゅうでヒソヒソと話す声が聞こえる










『なんか、怒ってねーか?』










『あのベタベタしてた女どうしたんかな?』










藤「何探してるんかな?」










流星も小声で聞いてきた










あなた「さぁ?」










と返した瞬間










小「、、、」










あなた「う、」










小瀧とバチッと目が合った










そのままずんずんとこっちへ来て、










ガシッと手首を掴まれた










あなた「痛っ、」










小「来い」





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